G7881 Miele PROFESSIONAL

G7881

ハンドピース洗浄機能付

ミーレジェットウォッシャー

取り付け編3

試運転中

温度表示は93℃。

つまり、93℃の温水のジェットシャワーで洗浄されている状態である。スタッフの手洗いでは絶対に不可能な条件での洗浄を行っているのである。しかも、人の手では洗浄できないタービン内部や、チューブ類の内腔部分までもキッチリ洗浄されるというのであるから驚きである。また、スタッフも血液などの付着した危険な器具の手洗浄から解放され、スタッフの感染事故防止にも役立つ。治療を提供する側の安全と提供される側の安全の両方を確保できる画期的なシステムだと思う。

『DOS』モジュールにより専用洗剤は自動的に供給される。専用の液体洗剤は血液を溶解する医療用であり、信頼性がある。

試運転が終了し、全面のドアを開いたところ。

1回で、20〜30人分の基本セットは十分洗浄できる感じである。

実際に診療器材を洗浄するところ。

写真右に写っているのは、今回、同時に導入したクラスBオートクレーブ『LISA』である。九州にまだ10台くらいしかありません。熊本ではまだ、ここ平田歯科のみです(2009.7.11現在)。

導入して2年が過ぎ、診療室での変化は、スタッフの感染からの安全が得られたこと、スタッフの時間的余裕が生まれたこと、器具洗浄の際のカチャカチャ音がなくなったこと、節水できること、器械の故障がこの2年1度もない、などである。コスト的には、専用洗浄剤がかかることであるが、上記の利点を考えれば、費用対効果は十分にえられている。患者さんとの会話を楽しむ時間がなによりの恩恵である。(2009.11.)

『クラスBオートクレーブLISA』

イタリア製のシンプルなデザイン。特別なパルス真空滅菌プログラムにより、従来はのオートクレーブでは滅菌できなかったところも滅菌できるようになりました。

また、BSE(狂牛病)などの原因をなす感染性タンパク粒子であるプリオンを非活性化させることができます。(従来のオートクレーブでは不確実であった)

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